リスク開示通知
クライアント（以下、「お客様」）は、リスク開示を「取引条件」および当社ウェブサイトで入手可能なその他の法的文書/情報と併せて注意深くお読みください。CFD は、通常「買い手」と「売り手」として説明される 2 者間の契約であり、売り手が買い手に資産の現在の価値と契約時の価値の差額を支払うことを規定しています（差額がマイナスの場合は、買い手が売り手に支払います）。実際、CFD は、投資家が原金融商品の価格上昇（ロング ポジション）または価格下落（ショート ポジション）を利用できる金融デリバティブであり、多くの場合、それらの市場で投機するために使用されます。たとえば、株式に適用される場合、このような契約は、投資家が原株式を所有することなく株価の変動を投機できる株式デリバティブです。
1. 一般情報
この文書は、CFD に関連するすべてのリスクやその他の重要な側面を開示するものではなく、いかなる金融商品への投資またはサービスの提供に関する投資アドバイスまたは推奨と見なされるべきではありません。お客様は、CFD またはその他の金融商品の性質、関連するリスク、およびこれらのリスクにさらされる範囲を十分に認識していない限り、CFD またはその他の金融商品の取引を実行しないでください。以下に記載されている警告の意味が不明な場合は、投資決定を行う前に、独立した法律または財務のアドバイスを求める必要があります。
クライアントは次の点にも注意する必要があります。
• 金融商品への投資の価値は上下に変動する可能性があり、投資額が減少すると無価値になる可能性があります。
• 過去の収益は将来の収益の可能性を示唆するものではありません。
• 金融商品の取引には税金やその他の義務が課される場合があります。
• 為替レートの変動は、顧客の基準通貨以外の通貨で取引される金融商品の価値、価格、および/またはパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
2. CFDに関連するリスク
a. リスクを活用する
レバレッジは CFD の明確な特徴です。レバレッジの効果により、CFD への投資は原資産への直接投資よりもリスクが高くなります。これは、CFD に適用される証拠金制度の結果です。この制度では通常、取引の規模に比べて少額の保証金が必要となるため、原資産の比較的小さな価格変動が顧客の取引に不釣り合いな影響を与える可能性があります。顧客にとって有利な小さな価格変動は保証金に対して高いリターンをもたらしますが、顧客にとって不利な小さな価格変動はすぐに大きな損失につながる可能性があります。
b. ギャッピングリスク
金融市場は急激に変動することがあり、CFD の価格もこれを反映します。ギャップは市場のボラティリティの結果として生じるリスクです。ギャップは、CFD の価格が中間のレベルを通過せずに、あるレベルから別のレベルに突然シフトしたときに発生します。クライアントが 2 つの価格レベルの間に注文を出す機会が常にあるとは限りません。
c. ストップロス注文は常に損失からあなたを守ることができるとは限りません。
当社では、オープンポジションから発生する可能性のある損失を制限するために、ストップロス注文を選択する機会を提供しています。このオプションは、特定の価格制限に達すると、ポジションを自動的にクローズします。急激な価格変動や市場の閉鎖など、「ストップロス」制限が効果がない状況もあります。
d. マージンコールと清算（クローズアウト）のリスク
CFD ポジションをオープンにしておくには、クライアントは証拠金義務をカバーできるだけの十分な資金を口座に保有している必要があります。クライアントの証拠金義務がカバーされなくなった場合、クライアントはすぐに追加のクリアリング資金を入金するか、ポジションをクローズして、アカウントの資金で証拠金をカバーできるようにする必要があります。市場価値が変化すると、証拠金不足がすぐに発生する可能性があります。クライアントがこれらの状況をカバーするのに十分な資金を口座に保有していない限り、クライアントが望まないときにポジションをクローズしなければならないリスクがあります。
顧客の口座の価値は、常に清算レベルまたはクローズアウト レベルを上回っていなければなりません。このレベルを下回ると、顧客の CFD 取引は清算されるリスクがあります。顧客の CFD ポジションの清算を防ぐために、顧客は口座の価値を清算レベル以上に維持するために十分な資金を入金していることを確認する必要があります。顧客の取引が期待どおりに進まない場合、顧客はポジションを維持するために追加の資金を入金する必要がある場合があります。
e. 投資資金の損失のリスク。
市場の不利な変動により、口座残高の全額またはそれ以上の損失が発生する可能性があります。現在の口座残高を超える損失が発生した場合、当社はそのような不利な事象による悪影響を負担し、損失は現在の口座残高に限定されます。
f. 利益の保証はありません。
CFD 取引では、利益の保証も損失回避の保証もありません。当社もその代表者も、そのような保証を提供するつもりはなく、実際に提供することもできません。お客様は、この声明を通じて、CFD 取引にはリスクがつきものであり、そのようなリスクを負い、損失に耐える経済力を備えていなければならないことを警告されています。
g. 原資産に対する権利はありません。
お客様は、CFD に関連する原資産または原資産に関していかなる権利も義務も負いません。お客様は、CFD が株式、指数、商品など、さまざまな原資産を持つ可能性があることを理解する必要があります。具体的には、株式 CFD の場合、お客様はいかなる議決権も受け取りません。
3. その他のリスク
a. 市場リスク
株価、金利、為替レート、商品価格などの市場要因の価値の変化により、ポートフォリオの価値が下がるリスクです。価格がマイナスに変動した場合、クライアントは投資した資本の一部または全部を失うリスクを負います。
b. システムリスク
市場全体または金融システム全体の崩壊のリスクです。システムまたは市場の相互依存性によって課されるリスクを指し、単一のエンティティまたはエンティティのクラスターの障害が連鎖的な悪影響を引き起こし、システムまたは市場全体を崩壊させる可能性があります。
c. 技術的リスク
証拠金取引や投資業務を行うために使用される電子機器の故障は、予期せぬ予測不可能な結果につながり、国際為替市場 (FOREX) におけるお客様の取引に損失をもたらす可能性があります。電子取引システムを介して取引を実行する場合、お客様は、機器やソフトウェアの障害など、システムで起こり得る故障に関連するリスクを負います。
d. 運用リスク
人為的ミスにより事業運営が失敗するリスクです。運用リスクは業界によって異なり、潜在的な投資決定を検討する際には重要な考慮事項となります。人間の関与が少ない業界では、運用リスクも低くなる傾向があります。
e. カントリーリスク
国の政治的変化や不安定さの結果として、投資収益が損なわれるリスクです。投資収益に影響を及ぼす不安定さは、政府、立法機関、その他の外交政策立案者、または軍事統制の変化から生じる可能性があります。
f. 金利リスク
金利の絶対水準、2 つの金利間のスプレッド、利回り曲線の形状、またはその他の金利関係の変化により、投資の価値が変化するリスクです。
g. 為替リスク
投資価値が為替レートの変動によって影響を受けるリスクです。
h. 法的および規制上のリスク
政府または規制機関による法律または規制の変更により、事業運営コストが増加し、投資の魅力が低下し、競争環境が変化し、その結果、投資の全体的な利益の可能性が大幅に変わる可能性があります。このリスクは予測不可能であり、特定の CFD の原資産の市場によって異なる場合があります。
4. 会社の管理外のリスク
以下のリスク（ここに列挙したものは例外ではありません）については、当社ではなくクライアントが全責任を負います。
a. 取引端末の設定に関する知識の欠如
b. 顧客のソフトウェアの技術的な欠陥
c. リアルアカウント開設時に登録資格情報を第三者に開示すること。
d. 第三者によるクライアントの個人メールアカウントへの不正アクセス。
e. クライアントの電子メールアドレスに送信された情報の遅延読み取り。
f. 顧客側のその他の不可抗力の事態。